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「楽天が傘下の米電子書籍企業の全株式売却」の報道で、誤った解釈をする人が続出中
2019年12月27日 06:00
楽天が傘下の電子書籍企業の全株式を売却するとの報道を受け、誤った解釈をする人が一部で続出しているようだ。
これは楽天が、傘下の米OverDriveの全株式を投資ファンドに売却することを発表したというニュース。OverDriveは米国図書館の90%以上に導入されている電子図書館のプラットフォームで、これ自体かなり大きなニュースなのだが、一部のメディアが「傘下の米電子書籍企業の全株式売却へ」と思わせぶりな表現で報じたために、楽天の電子書籍事業=楽天Koboと勘違いする人が発生。さらに某匿名掲示板ではサービス終了と誤解し、「めちゃくちゃ本買ってたのにどうしよう」「今まで買った分返金してくれるのかな」など早とちりをするユーザーも現れ、誰も訂正しないまま会話が続けられたりと、見出ししか読まないネットユーザーの本領発揮といった状態になっている。もっとも、電子書籍企業ではなく電子図書館事業と書いていればそこまで誤解されることはなかったはずで、見出しを付けた側にも一定の問題はありそうだ。
- OverDrive Holdings, Inc.の全株式譲渡契約締結に関するお知らせ(楽天株式会社)
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/1225_01.html