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“ゴミ”を原料とするモバイルバッテリー「GOMI」がKickstarterで目標額を即日達成

 正規品としては使えないバッテリーセルを使ったモバイルバッテリー「GOMI」が、Kickstarterで目標額を即日達成した。

 これはラベルの誤植などの理由で、正規品としては使えないバッテリーセルを利用したモバイルバッテリー。外装に関してもプラスチック廃棄物を利用し、マーブル模様に加工することで、世界に1つしかないボディの柄を実現している。さらに不要になった製品を引き取るサービスも用意するなど、生産から廃棄に至るまで徹底したリサイクルの思想が貫かれている。同種のプロジェクトには、数年前にKickstarterで資金調達を行った「BETTER RE」があるが、こちらは使い古しのバッテリーを極限まで使うというコンセプトだったのに対し、今回の製品は新品のバッテリーセルを用いているのが売りだ。非正規品といっても、あくまでもラベルの誤植などの表面的な不備であり、GOMIに使用する全てのセルは高性能で安全であることをテストで確認しているという。2年間の保証も付く。日本国内ではPSEなどの問題もあり購入は難しそうだが、製造元は過去にも同様のリサイクル製品を発表しており、今後もラインアップが増える可能性が高い。興味を持った人は動向をチェックしておくとよさそうだ。