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SNSで評判、国立国会図書館のオンライン写真展「写真の中の明治・大正」が面白い

 国立国会図書館が行っているオンライン写真展「写真の中の明治・大正」がSNSで話題だ。

 これは同館が所蔵する明治・大正期の資料の中から、現在ではその痕跡を留めていない建築物や観光名所をピックアップし、地域ごとに紹介したもの。現時点では「東京」「関西」「東北」という3つのブロックがあり、その中からさらに「寺社」「風景」「交通」などのカテゴリから選ぶことができる。中にはコラムが用意されたものもあり、近代以降の日本各地の変遷を写真とともに知ることが可能だ。今回、SNSをきっかけに注目されたこの写真展、実は10年以上前にオープンした、いわば「常設展」に相当する内容なのだが、それゆえ告知らしい告知もなく、その内容の充実ぶりに反して知られていないというのが実情のようだ。これまで知らなかったという人は、見慣れた風景の過去の姿がないか、チェックしてみてはいかがだろうか。