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これはレア、大正から昭和にかけての大阪市の電話番号簿70冊セットがヤフオク!に出品中

  • tks24

2021年3月10日 06:00

　大正から昭和にかけての大阪市の電話番号簿70冊セットが、ヤフオク!に出品されて一部で話題になっている。

　これは大阪市内の古書店が出品しているもので、大正11年～昭和43年にかけての、大阪市電話番号簿70冊をセットにしたもの。一部に私製を含むものの、ほぼ全てが官製で、発行元は大阪中央電話局、電気通信省、大阪市電信電話公社となっている。単体でもかなりのレアものだが、今回は70冊セットということで戦時中を除くほぼ毎年が収録されており、電話番号の遷移も分かる歴史的にも貴重な品。そのボリューム、および55万円という開始価格ゆえ入札合戦にこそ至っていないが、出品者によるツイートは多数RTされているほか、ウォッチリストに登録して経過を見守っているユーザーも多いようだ。「大阪・船場の商家旧蔵」とされるこの品、分売の予定は「当面ない」としている。