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米Amazon、自社の家庭向けクラウドカメラ事業を終了。傘下サービスへの移行を提示へ

 米Amazonが、自社事業として展開していた家庭向けクラウドカメラ「Amazon Cloud Cam」のサービス終了を発表した。

 Amazonは2017年末にBlink、2018年にRing(日本でも2022年4月から製品の販売を開始)と、家庭用のスマートドアホンやセキュリティカメラを手掛けるメーカー2社を相次いで買収。これに伴い、それまで自社ブランドで販売していたAmazon Cloud Camは、2019年10月をもって販売が打ち切られ、宙ぶらりんの状態に陥っていた。海外メディアによると、Amazonは今回、Amazon Cloud Camを使い続けているユーザーに対し、今年12月でのサービス終了を告知するとともに、Blinkの小型カメラ「Blink Mini」への無償交換、および1年間のサブスクリプションプランの提供を申し出ているとのこと。サービス終了は予期されていただけに大きな混乱は起こっていないようだが、BlinkのサブスクリプションプランはこれまでのAmazon Cloud Camでのプランよりも高額ゆえ、翌年以降はより多くの費用を支払わなくてはならないことに、一部では不満の声もあるようだ。