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開発中止が噂されたiPhoneの画面埋込み型Touch ID、密かに開発継続中? 新しい特許が公開

 Appleが画面埋込み型のTouch IDに関する新しい特許を取得したことが明らかになった。

 Appleによる画面埋込み型のTouch IDは、コロナ禍でマスクが必需品となっていた2020年頃からさかんに登場が噂され、2021年には具体的な特許を取得したことが話題になったが、2022年春には著名リーカーによって開発中止およびプロジェクトチームの解散が報じられ、実際にこれまで製品への搭載には至っていない。今回3月7日付けで取得された新しい特許は、開発中止が噂になった直後、2022年3月に提出されていることから、時期的には前述の開発中止の噂よりも後であり、また短波長赤外線(SWIR)を用いるなど具体的な仕組みについても触れられていることから、まったく新しいシステムである可能性もある。現在のiPhoneはFace IDこと顔認証が主流であり、これをいかにディスプレイに埋め込むかに苦心していると言われるが、今回の報道を見る限りTouch IDもまだまだ可能性はありそうで、ユーザーとしては期待したいところだ。