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新書を買うと電子書籍が付いてくる。早川書房が新たに立ち上げた新書レーベルが話題に

 早川書房が新たに立ち上げた、電子書籍付きの新書レーベルが話題だ。

 これは同社の新レーベル「ハヤカワ新書」で、新書の本編と同じ内容が収録された「NFT電子書籍」がセットで付いてくることが特徴。電子書籍の形式はEPUBで、スマホのビューアで閲覧可能なほか、開発元であるメディアドゥのNFTサービス「FanTop」を用いれば、ユーザー間の売買などの二次流通も可能で、その際には権利者に収益が分配されるという、従来の紙の本の貸し借りにはない特徴を備えている。「紙の書籍を購入するときに電子版もセットで付いてくればいいのに」というユーザーの願いをかなえるこの仕組み、当面は同レーベルの創刊ラインアップ5作品について提供されるとしているが、権利者の意向に合わせて作品ごとに二次流通時の権利者収益・印税の割合やギフト送信機能の可否を設定できるとあって、今後の展開が注目される。

  • メディアドゥ、世界初の「NFT電子書籍」付き新書を早川書房新レーベル「ハヤカワ新書」創刊ラインナップ5作品で提供(メディアドゥ)
    https://mediado.jp/service/6094/