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「ペルセウス座流星群」、8月12日夜からが観測のチャンス。ウェザーニュースでライブ配信も

 株式会社ウェザーニューズは「ペルセウス座流星群」の活動のピークとされる、8月12日夜~13日明け方の全国の天気予報とともに、「ウェザーニュース LiVE」での来イブ配信を予告した。

 ペルセウス座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と共に、三大流星群の1つとされ、観測できる流星の数は年間でも1位、2位を誇る。今年のペルセウス座流星群は、12日23時頃に活動のピーク(極大)を迎えるため、12日夜から13日明け方が一番の見頃だとしている。特に今年は夜には月が沈んで、月明かりの影響がなくなるため、好条件になるという。

 気象情報番組「ウェザーニュース LiVE」で、12日の21時から23時まで、特別番組を配信する予定。最大で全国7地点から星空を生中継するという。YouTube LIVEやTikTok LIVEなど各種動画サイトから視聴可能。なお、気象状況によっては番組内容や中継地点数が変更になる場合がある。

ウェザーニュース ペルセウス座流星群2024特別番組(12日21時配信開始予定)

 天気予報は、8月6日時点のものであり、情報がされる可能性があることに注意されたい。西から接近する前線を伴った低気圧や湿った東風・南東風の影響を受けるため、九州、中部東部、関東、東北太平洋側、北海道太平洋側では観測が難しく、一方で沖縄や中国、四国、近畿、東海西部、北陸西部、東北日本海側、北海道の道北では、雲の晴れ間に観測チャンスが期待できるとしている。

 国立天文台によると、空の暗い場所で観測する場合、13日夜明け近くには1時間あたり40個程度、14日夜明け前には1時間20個程度の流星が期待できる予想。流星はペルセウス座の周辺だけでなく、夜空のどこにでも現れるため、空全体を見渡すようにして観測することを、ウェザーニューズではすすめている。

8月12日23時頃 北東の空(東京)