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ひとつの時代の終わり……iPhoneのホームボタン、iPhone SEの販売終了でついに消滅

「iPhone SE」に代わって登場した、iPhoneの新たなエントリーモデル「iPhone 16e」

 ホームボタン搭載のiPhoneがついに消滅する。

 本日未明のiPhone 16eの発表と並行して、従来のiPhoneのラインアップの中からiPhone SEとiPhone 14が姿を消し、販売が終了となった。このうちiPhone SEはホームボタンを搭載したiPhoneの最後のモデルだったことから、一昨年のiPadに引き続き、iPhoneについてもホームボタン搭載モデルが姿を消すことになった。ホームボタンのギミックはかつてのiPod Touchに由来するもので、2013年発売のiPhone 5sで指紋認証であるTouch ID機能を追加。その後は物理ボタンから触覚フィードバックに置き換えるなど機構の変更こそあったものの、同じ機能と外観のままこれまで維持されてきたが、今回のiPhone SEの販売終了で晴れて引退となった格好だ。海外メディア「9to5Mac」は「Appleは最も象徴的な発明のひとつを廃止した」というタイトルで、ホームボタンの引退を敬意を持って伝えている。