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日本IBM、J2EEアプリ開発の生産性を向上させる「Extension for Struts」を発表
~オープンソースコミュニティに還元する方向

■URL
http://www.ibm.com/news/jp/2002/10/10151.html
http://www.ibm.com/jp/software/websphere/developer

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は15日、J2EEアプリケーション開発の生産性や品質を向上させるソフト「Extension for Struts」を発表した。同ソフトは21日より、Webアプリケーションサーバー「WebSphere」のデベロッパー向けサイトから無料でダウンロード配布される。

 「Extension for Struts」は、オープンソースコミュティ「Jakarta Project」が提供するJ2EEアプリケーション構築用フレームワーク「Struts」に、頻繁に使われる拡張機能を追加したもの。今回追加された機能は、「Action」部分に事前/事後処理機能を追加する「Pre/Post Invocation」、一時点で同一ブラウザーからのリクエストを一つだけ処理するためにHttpSessionオブジェクトのロックを獲得してから処理を行なう「Session Management」、ブラウザーの戻るボタンやURLを直接入力することで意図しないページを表示されることを防ぐ「Screen Order Control」、任意のLogging APIを選択し高度なログ機能を提供する「Log/Trace」、リソースの取得を補助し、JNDI LookUpによるオーバーヘッドを回避する「Resource Wrapper」、入力された文字の妥当性検査を提供する「Character Type Check」の6種類だ。

 「Struts」は、学習や運用のしやすさから支持されているフレームワークだが、開発者によっては、機能が特化されている分だけ、機能不足な印象を受けるという。このため、日本IBMでは「Strutsの使いやすさをそのまま残し、繰り返し利用される機能を追加した」としている。また、「Extension for Struts」のベースになっているのは「Struts 1.0.2」で、「1.1βで提供されている新機能に魅力を感じながらも、顧客に対する安定性を求めた結果1.0.2を採用した。しかし、1.1への移行にも対応している」という。

 今後の展望としては、「リードオンリーのデータなどを、起動時にデータベースからコモンテーブルに一括して書き出し、あたかもアプリケーションからデータベースにアクセスしているかのような機能を開発中」とのことだ。同社ソフトウェア事業部WebSphere事業推進の大古俊輔部長は、「日本から、オープンソースコミュニティに還元できるものができて非常に嬉しい。今後も開発したものは、コミュニティへと還元していく予定だ」と語った。

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(2002/10/15)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]

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