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日本気象協会、患者が急増している熱中症の予防情報サイトを開設
■URL
http://tenki.jp/heat/index.html
財団法人日本気象協会は29日、熱中症予防の指標を1日2回配信するWebサイト「熱中予防情報」を開設したと発表した。情報提供期間は、6月1日から9月30日まで。
熱中予防情報サイトは、東京・名古屋・大阪など主要6都市について、4段階に分けられた熱中症予防情報を確認できるサイトだ。予防情報は、日本気象協会が開発した“予想される気象条件に過去の熱中症発生件数を加味して解析した情報”を基に更新されており、「ほぼ安全」「注意」「警告」「厳重警戒」の4段階で表示されている。更新時刻は毎日6時と18時の1日2回で、各都市ごとに1週間先までの情報を確認できる。
「ほぼ安全」は、熱中症の発生はほとんどないと予想されるというもの。「注意」は少数だが熱中症の発生が予想される状態。「警戒」は、熱中症の発生が多くなると予想される状態で、「厳重警戒」は発生が極めて多くなると予想される状態だ。
日本気象協会では、今後メディアだけではなく、地方自治体や教育機関、屋外での作業を要する建設業界などへの情報提供も予定している。
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「熱中予防情報サイト」 |
東京をクリックすると、東京の今後1週間の熱中予防情報が拡大表示される |
(2003/7/30)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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