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【規格】

Web上のグラフィック技術「X3D」が国際規格へと一歩前進

■URL
http://www.web3d.org/
http://www.yumetech.com/
http://www.mediamachines.com/
http://www.vizx3d.com/

 Web3D Consortiumは29日、Webで3Dグラフィックスを表示するための規格であるX3Dが国際標準規格へと大きく一歩前進したと発表した。またブラウザやオーサリングツールなど、この分野のソフトウェアベンチャー企業による商品化の動きも加速している。

 発表によると、最近韓国で開かれたInternational Standards Organization(ISO)の会合で、X3Dが最終国際規格案(Final Draft International Standard)として承認されたという。これはISOの国際規格承認の一歩手前の段階であり、近々国際規格として承認される見通しが立ったことになる。またWeb3D Consortiumは別個にW3Cとの戦略的提携関係の下、X3D規格をW3CのさまざまなXML仕様と相互運用性を持たせるための努力を払っている。

 さらにX3Dを実際に利用するための商業ソフトも揃いつつある。Yumetechは最近オープンソースX3Dブラウザ「Xj3D」と、アプリケーションライブラリのアップデートリースを発表した。またMedia Machinesはブラウザ「Flux X3D」を発表、その他のX3Dブラウザの競争も激しくなっている。

 さらにVirtock Technologiesは、最近リアルタイム3DビジュアライゼーションツールとWeb3Dオーサリングプラットフォーム「Vizx3D v1.0ベータ」を発表するなど、X3Dコンテンツを作成するための環境も整いつつある。

 こうした動きについて、Media Machines社長でX3Dワーキンググループ共同議長のTony Parisi氏は「X3Dの強固な技術的基盤はISOとWeb3DConsortiumによる相互運用性を保つための努力と伴い、人々が学び、働き、遊び、コミュニケーションをする方法を変えてしまうような次世代のWebと放送インフラの核を形作っている」とX3Dへの期待を表明した。

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(2003/7/30)

[Reported by 青木大我(taiga@scientist.com)]

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