【ソフトウェア】
IE用の国際化ドメイン名プラグイン「i-Nav」がRFCに準拠
■URL
http://jprs.co.jp/press/030730.html (発表資料)
http://jprs.jp/i-Nav/ (ダウンロードサイト)
日本レジストリサービス(JPRS)は30日、Internet Explorer用の国際化ドメイン名(IDN)プラグイン「i-Nav」がRFCに準拠したと発表した。同日よりダウンロード配布を開始したほか、既存バージョンの利用者にも1週間前後で自動アップデートが行なわれる。Windows XP/2000/Me/NT/98およびIE 5.0以上に対応する。
公開されたi-Nav version4.0では、非ASCII文字列のIDNをASCII文字列に変換する方式として、従来のRACEに代わって、RFC準拠のPunycodeという方式が採用された。JPRSでは7月10日よりIDNサービスでRFC準拠を開始し、DNSなどをPunycodeに対応させている。今回、i-NavがPunycodeに対応したことで、IEからでもRFC準拠方式で日本語JPドメイン名のWebサイトにアクセスできるようになった。Webブラウザではこのほか、「Netscape 7.1」がすでにRFCに準拠している。
なお、日本語JPドメイン名のDNSでは現在、Punycode方式のほか、従来からのRASEも併せて登録・運用されている。ただし今後はi-NavをはじめとするアプリケーションがPunycode対応に移行していくことになり、JPRSでは9月上旬をめどにPunycode方式に一本化する予定である。
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(2003/7/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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