ネクスト・イット、
経路解析ソフト「VisualRoute」などを国内展開
■URL
http://www.next-it.com/jp/contents.html
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「VisualRoute」で経路表示した状態
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Visualwareは2001年1月に米カリフォルニアで設立、Webパフォーマンス管理・セキュリティ管理ソリューション事業を展開し、現在eBayやCisco Systems、FBIなど数十の企業・団体に導入されているという。今回、ネクスト・イットとの提携で、同社製品を日本で本格的に展開する形となる。
ネクスト・イットではVisualwareのソフトをコンシューマー向けにダウンロード販売するほか、企業向けに技術サポートなどを付加した形での展開も行なっていく。コンシューマー向けとしては、接続経路解析ソフト「VisualRoute」、電子メールヘッダー解析の「eMailTrackerPro」、侵入監視ソフト「VisualLookout」の3点がある。グラフィカルな経路解析ソフトとして知られる「VisualRoute」は、入力したURLやIPアドレスへの接続経路を表と世界地図でわかりやすく表示するもの。接続障害時などの原因特定や解析に役立つほか、ネットワーク侵入者の居場所特定などの用途で使われ、米国ではオンライン犯罪の犯人追跡の手助けとなった事例もあるという。この「VisualRoute」と連携して効果的に利用できるのが「eMailTrackerPro」と「VisualLookout」で、前者はメールのヘッダー情報から送信者の物理的な場所を特定し、スパムメールの発信者探知などで利用できる。また「VisualLookout」は、PCの接続状態や外部からの侵入を検知・レポートする機能を持つ。
これらに加え、企業向けとして提供するのが、「VisualPulse」と「VisualProfile」だ。いずれもネットワークのパフォーマンス監視・管理機能を提供するもので、「～Pulse」が中小企業向け、「～Profile」が大企業向けとなる。また「VisualRoute」のサーバー版も企業向けに展開していく。なお企業向けには、同社の直販に加えて販売ベンダーからの展開も行なっていく予定だ。
ネクスト・イットではVisualware関連の事業で、初年度約3,000セットの販売、および約5,000万円の売上げを目標としている。
(2002/10/15)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]