【新製品 / ソフトウェア】
米Adobe、企業向けのPDF自動作成ソフト「Adobe Document Server」を発表
■URL
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200210/200221DocumentS.html
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200210/20021021Ubiquity.html
米Adobe
Systemsは21日、企業向けのPDFファイル自動作成ソフト「Adobe Document Server」を発表した。同ソフトではオープンなアーキテクチャーを採用し、既存の統合業務パッケージ(ERP)や顧客管理システム(CRM)、コンテンツ管理システム(CMS)、業界標準のデータベースなどと統合可能だ。
Adobe Document Serverは、「XML」ベースのシンプルなコマンドによって、既存のワークフローやWebインターフェイスとも統合できる。JavaやPerl、COM、SOAPなどへのAPIに対応し、開発者が既知のツールを用いて、PDFファイルを自動作成するためのスクリプトを開発できる。Adobe Document Serverは2002年末までに、1CPU当たり2万ドルで発売予定。
同社は併せて、PDF閲覧ソフトの新版「Acrobat Reader 5.1」と、Acrobat Readerの拡張機能を備えたサーバーソフト「Adobe Document Server for Reader Extensions」を発表。同サーバーを用いることで、無料版のAcrobat Readerにコメント追加ツールや電子署名、フォームの保存などの機能を追加する。同サーバーは年末までに7万5,000ドルで発売予定だ。
(2002/10/22)
[Reported by 江藤 浩幸]
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