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【新製品 / ソフトウェア】

Webサイト更新を容易にするツール「Macromedia Contribute」発表

■URL
http://www.macromedia.com/software/contribute/
http://www.macromedia.com/go/home_news_1111_contribute_launch
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2002/contribute_launch.html

 米Macromediaは11日「Macromedia Contribute」を発表した。これはワープロを操作できるくらいの知識があれば誰でもWebサイトを更新できるようにするためのデスクトップアプリケーションである。現在、同社サイトよりトライアル版がダウンロード可能だ。

 これまで技術的な知識のない人がWebサイトを更新しようとした場合、Webサイト管理者などの専門家に更新内容を通知し、必要な手続きをしてもらえるよう依頼しなければならなかった。特に素早い更新が要求される企業の場合、こうした手続きは大きな損失となっただけでなく、Webデザイナーにとっても粗末な更新手続きに時間をとられ、本来の技術的なコーティングができないという問題があった。

 Macromedia Contributeはこの問題を解決するために、Webサイト管理者にすべての権限を与えながら、同時にHTMLなどの知識のない人々でもコンテンツを更新できるようにしたものだ。サーバーなどにソフトをインストールする必要はなく、Macromedia以外の製品、例えばMicrosoft FrontpageやAdobe GoLiveなど他のソフトで作られたWebページでも利用できる。


ユーザー設定画面。「Administrator」「Users」などのグループ分け、さらに更新できる範囲の権限を細かく設定できる。

 Webサイト管理者はContributeの利用者に対してどのページをどれだけ変更できるかという権限を設定する。この権限の範囲内でContributeユーザーはページ内容を自由に変更、作成できる。変更する際にはMicrosoft WordやExcelといったソフトで作成したファイルを直接ドラッグ&ドロップするだけで必要なHTMLを生成できるため、特別にWebデザインの知識は必要とされない。さらに更新が完了したときにメールでWebサイト管理者に確認を求めることもできるほか、そのままクリックひとつでWebサイトを更新することも可能だ。HTMLを生成するのは「Macromedia Dreamweaver MX」と同一のエンジンを利用しているため、余分なコードが挿入されることはない。

 また、Webサイト管理者がContributeとの連携をしやすいように、Macromedia Contributeの発売時にはDreamweaver MXのアップデートが用意され、Dreamweaver MXから直接Contributeユーザーを管理するためのメニューなどが追加されることになる。

 Macromedia Contributeは、Windows対応の英語版が12月に99ドルで発売。教育、政府機関、企業向けにはボリュームライセンスが提供される予定だ。また、2003年中にはフランス語、ドイツ語、日本語版が、また、MacOS X版も提供される予定だ。

(2002/11/12)

[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]

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