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【業界動向】

ソフトバンク、グループ内企業の再編でBB事業に注力
~ソフトバンク平成15年度3月期決算

■URL
http://www.softbank.co.jp/ir/pdf_ir/2003-3nrenketu.pdf
http://www.softbank.co.jp/news/newsrelese/2002release/021115.htm

 ソフトバンク株式会社は15日、平成15年度3月期中間決算を発表した。連結業績では、売上高が1,911億円(対前年度77億円増)、当期損益が558億円の赤字(対前年度15億円減)だった。孫正義代表取締役社長は、今中間決算の総括として「赤字はブロードバンド・インフラの先行投資によるもの。それ以外の事業は黒字転換を果たした」と語っている。

 今後の経営戦略としては、ブロードバンド事業への経営資源の集中が挙げられた。まず、子会社のビー・ビー・テクノロジー株式会社(Yahoo!BBのインフラを提供)を存続会社として、ソフトバンクネットワークス株式会社、ソフトバンク・イーシーホールディングス株式会社、およびソフトバンク・コマース株式会社の4社を吸収合併する。合併時期は2003年1月7日。

 孫氏によれば、「この合併は経営コストを下げることを目的としているわけではなく、ソフトバンク・コマースの持つ量販店経由のYahoo!BBユーザー獲得のノウハウ、ソフトバンクネットワークスの子会社である株式会社アイ・ピー・レボルーションが持つ法人向け光ファイバー事業のノウハウなど、営業面のシナジー効果を狙ったもの」だという。新ビー・ビー・テクノロジーは、売上高3,000億円、従業員数2,000人規模のソフトバンク・グループ最大の企業となり、グループの中核企業となる方向だ。

 なお、ソフトバンクネットワークスでは、同社の子会社3社(アイ・ピー・レボルーション=存続会社、株式会社インターネットファシリティーズ、および株式会社テラプラネット)を合併すると発表した。こちらの合併は12月20日に行なわれる。

 一方、財務戦略としては、安全性を維持しつつ戦略事業の成長力を向上させる。安全性に関しては、有利子負債を3,074億円、純有利子負債を1,936億円まで圧縮した。手元流動性の確保では、現預金1,024億円を含む1,437億円を確保している。

 Yahoo!BBの収益源となっているVoIPに関して、孫氏は強気な姿勢を示した。メガコンソーシアム4社によるIP電話の相互接続に関して、「各社とも勝算あっての参入だと思うが、技術面などそう簡単にはいかないだろう」、「我々には、先行事業者としてのノウハウと累積ユーザー数がある。累積ユーザー数に関しては、ユーザーにとって魅力的な部分になるだろう」とコメント。むしろ、「各社がIP電話を声高に叫ぶほど、“アナログ電話の時代は……”という社会現象になる」と、競合サービスを歓迎している。最後に孫氏は、「BBフォンは5年前から特許出願するなど、やりたくて始めた事業。やるからには高品質であるべきだという考えで、ネットワークを構築している。半年とか1年前にやろうと思いついたわけではない」と意気込みを語っている。

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(2002/11/15)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]

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