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【セキュリティー】

~セキュリティーサービス要員を1,000名から3,000名に増員など

NEC、セキュリティーソリューション体系を再編・強化

■URL
http://www.nec.co.jp/press/ja/0212/0401.html

 日本電気株式会社(NEC)は4日、同社のセキュリティーソリューション体系「iBestSolutions/Security(以下、iBSS)」について、テーマ別課題解決型サービスへの再編や、セキュリティー製品体系「SecureGlobe」の強化を発表した。

 今回の再編・強化により、iBSSは総合対策ソリューションとして、外部からの脅威に対する防御対策を提供する「サイバーアタック対策」、情報漏えい対策を含む電子情報保護対策の「電子文書保全」、PKIサーバーやシングルサインオンシステムなどを提供する「認証プラットフォーム」、国際標準規格をふまえたセキュリティーポリシーの策定などを行なう「セキュリティマネジメント」の4つのテーマに分けて提供される。

 セキュリティー製品体系「SecureGlobe」の強化では、サイバーアタックの脅威などに対応する各種ソフトウェアに加えて、統合的なセキュリティーマネージメントなどを提供する5製品が発表された。発表された新製品は、統合セキュリティーマネージメントツール「Enterprise Security Manager」、セキュリティー監視ツール「WebSAM SecureVisor」、統合イベント管理ツール「GateMinder」、PKIサーバー「Carassuit」、電子署名アプリケーション開発ツール「SecureWare/電子署名キット」の5点となる。

 この「SecureGlobe」の特徴は、ログ解析エンジン「GateMinder」によって、未知の攻撃やウィルスなどに対応したことだ。従来のIDSでは、既存の攻撃パターンに照らし合わせることによって、攻撃か否かを判断していた。しかし「GateMinder」では、四次元的にログを解析することで、従来のIDS検知システムよりも格段に精度を上げているという。NECによると「従来の侵入検知システムでの不正侵入などの発見確立が30~60%だったものが、このエンジンの採用により90%ほどまで高まっている」とのこと。

「GateMinder」で4次元分析をした結果。赤い点が異常が認められたもので緑が通常のログとなっている。 異常が認められたログ2件が赤く表示されている
ログの自動収集分析を行ない、オペレーターへアラート通知をする監視システムの管理画面。この画面では、解析の実行状況と異常値検出の結果が表示されている 異常ログとその前後のログが発生順に表示されているところ。これを利用して管理者が分析することができる

 これらのソリューション改編や製品強化にあわせて、NECではセキュリティー要員の育成や増員を行なう。まず、「プロフェッショナル認定制度」を実施して育成を推進し、セキュリティー要員も現在の1,000名体制から3,000名体制へと強化するという。3,000名の内訳は、セキュリティー監査経験を有するコンサルタントが120名、ユーザーニーズにあわせてセキュリティー設計を行なえる要員が900名、実際にセキュリティーシステムの構築を行なう要員が2,000名となる。

 NECは今回の改編や強化について、「今回の改編や強化は、企業や自治体等のセキュリティーニーズに対応するためのものだ。当社では、セキュリティー対策製品を数々提供しているが、更に分かりやすく、且つ迅速に対応するために、ソリューションの再編や人員の増員などを行なった。今後もニーズの増加に伴い、柔軟にさらに増員するなどの対応を行なっていきたい」と語った。

(2002/12/4)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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