【ソフトウェア】
Webページの表示がIEの3倍以上に高速化
Mac OS X用のApple純正ブラウザー「Safari」発表
■URL
http://www.apple.co.jp/safari/index.html
http://www.apple.com/pr/library/2003/jan/07safari.html
米Apple Computerは7日、Mac OS X用の純正Webブラウザー「Safari」を発表した。Mac OS X v10.2以降(v10.2.3が推奨)に対応しており、現在、英語版のパブリックベータ(日本語サイト表示可能)が無料ダウンロード配布されている。正式版は今年後半にも公開される予定だ。
Safariでは、オープンソースプロジェクトの「Konqueror」のソフトをベースとしたレンダリングエンジンを搭載。Mac版のInternet Explorerと比較してWebページの表示速度が3倍以上に、JavaScriptの実行速度が2倍以上に高速化されているという。ツールバーにGoogleの検索窓を統合したのをはじめ、Googleの検索結果ページやWebサイトのトップページなどにクリック一つで戻れる「SnapBack」機能、アダルトサイトなどで際限なく開かれるポップアップ広告の遮断機能などを搭載。軽快で使い勝手のいいブラウザーとなっている。
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Googleのキーワード入力フィールドの右端にあるオレンジ色のアイコンがSnapBackボタン。検索結果からはるばるリンクをたどってきた後でも、これをクリックするだけで検索結果ページに戻ることが可能だ。URLバーの右端に表示されることもあり、この場合はURLを入力またはブックマークから選択された直近のページまで戻るしくみ。ブックマーク編集のインターフェース(右)には、iTunesやiPhotoなどのアプリケーションと同様のシングルウインドウを採用した |
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(2003/1/8)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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