【新製品】
NEC、初のフルキーボード付き
Lモード対応FAX「SPL-S50」
■URL
http://www.nec.co.jp/press/ja/0301/1501.html (リリース)
http://121ware.com/speax/ (スピークス@)
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「SPL-S50W」でキーボードを出した状態
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日本電気株式会社(以下NEC)とNECアクセステクニカ株式会社は、Lモード対応のパーソナルFAX「スピークス@(アットマーク)」シリーズの新製品「SPL-S50」および「SPL-S50W」を、2月1日より発売すると発表した。市場予想価格は子機1台の「SPL-S50」で5万円前後、子機2台がついた「SPL-S50W」は6万円前後。
新製品はカラー5インチ液晶を採用したパーソナルFAXで、液晶をスライドさせると現われる開閉式のキーボード「おでましキーボード」を搭載。フルキーボード付きのFAXは、Lモード対応・非対応を含めて業界初の製品という。これにより、テンキーでの入力を主体としていた従来のLモード対応機に比べ、文字入力が大幅に容易となった。キーボードではローマ字入力に加え、携帯電話で一般的な文字入力方式(かなめくり方式)に対応したほか、「顔文字ボタン」の搭載など、携帯電話でメールに慣れたユーザーに配慮したつくりとなっている。
また「かんたんメール」機能として、メールの自動受信や自動印刷、同報メール送信などに対応。さらに受信メールを見るための「受信メールボタン」や、あらかじめ登録した宛先や本文をワンタッチで送信できる「メールワンタッチボタン」などにより、メール利用時の利便性を高めている。また受信したFAXを液晶で見られる「画面受信」機能に加え、キーボードから入力した文章をFAX送信する「キーボード送信」機能を新たに追加。これによって業界初のペーパーレスによるFAX送受信を実現している。
NECでは家庭で気軽にメールが利用できる製品というニーズを踏まえ、パソコンの文字入力の快適さと携帯電話でのメール送受信の即時性の、双方を生かした製品開発を行なったという。主に主婦層や家族での利用を想定しており、2機合わせて月間1万台を販売目標としている。
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(2003/1/15)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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