【サービス】
IBM、送信者の感情がビジュアルに表れる 「感性メール」開始
■URL
http://www-6.ibm.com/jp/event/museum/ (IBM Computer Museum)
http://www.kanseimail.jp/kanseimail/ (感性メール)
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感性メールの受信画面。背景は日によって変化する
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日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM)は、送信者の喜怒哀楽を電子メールに反映して送れる「感性メール」を1月23日より開始した。
このサービスでは、電子メールを書いているときの入力スピードや、入力された本文に登場する喜怒哀楽を表す言葉から、送信者の感情を判定。本文の背景にアニメーションで感情を表現したメールを送ることができる。入力スピードは10段階に分かれ、喜怒哀楽を表す言葉は「嬉しい」「楽しい」「寂しい」など120語を基にして、感情を判定しているという。背景のアニメーションは、風・晴れ・雨・雪の4種があり、季節や天候によって毎日1種類が設定される仕組みだ。
サービス開始の23日は雪の設定。メールをゆっくり打つと雪もゆっくり、急いで打っているとギザギザと鋭角的に降ってくる。入力した言葉によって雪の量が急に増えたり、時には結晶や大粒の雪に絵柄が変わることもあり、予想がつかない部分が面白さとなっていた。
日本IBMによれば、「感性メール」は同社デザイン部門の製作で、この部署が以前から展開しているコミュニケーションをテーマとしたコンテンツ「Smile Project」に通じる位置付けのものだという。今回のサービスについては、「あまり難しく考えず、出てきたアニメーションを楽しんでほしい」と説明している。
(2003/1/23)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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