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【ISP】

So-net、月額3,500円で回線・ISP料込みのFTTHサービス

■URL
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2003/030130_2.html
http://www.fttx.co.jp/

SCN社長の山本泉二氏(左)とUSENとUCOMの社長を務める宇野康秀氏(右)

 ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、有線ブロードネットワークス(USEN)の子会社ユーズコミュニケーションズ(UCOM)と提携し「So-net 光(UCOM)」を3月から提供開始する。当初は集合住宅向けのFTTHサービスが提供され回線・ISP料が含まれた月額料金は3,500円から。

 提供される料金プランはマンションに光ファイバを引き込んだ上で、各室まではVDSLで提供する「マンションV」が最大16Mbpsの通信速度で月額3,500円。ほかにVDSLモデムレンタル料が月額600円、初期費用として工事費9,000円と初期登録料3,000円がかかる。また、各室までイーサネットで配線する「マンションE」は最大100Mbpsの通信速度で、月額4,800円。初期費用としては工事費15,000円と初期登録料3,000円が必要となる。

 サービス対象エリアは首都圏の1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)で、集合住宅が対象となる。受付はSo-netのWebサイトで2月14日から開始され、サービス提供は3月から順次行なわれる。

両社の提携イメージ

 今回の提携に伴い、UCOMは総額19億6,000万円の第三者割当増資を実施、親会社のUSENとSCNが半分ずつ出資を行なう。出資後のSCNの出資比率は4.5%となり、すでにUCOMに対してソニーが出資した分と合わせ、ソニーグループの出資がUCOM全体の5.1%を占める見込み。

 今回の提携に関してSCN社長の山本泉二氏は「ブロードバンドにとって一番適した環境は光ファイバ」と発言し、提携を行なったのは、光ファイバを早く普及させたかったことが大きな理由だとした。

 また、USENとUCOMの社長を務める宇野康秀氏は「ADSLに加入したユーザーが、より高速なものを求めている」と光ファイバへの需要が高まっていることを強調。光ファイバの普及がADSLに比べると遅れている理由については「集合住宅には(ファイバを引き込む)入線問題があるので、ユーザーは手軽に申し込みできるADSLを仕方なく申し込んでいるのだろう」という考えを示した。

 さらに宇野氏は、集めた資金の使途はマンションへのファイバの引き込みや設置機器などの費用に充てることを明らかにした。増資については「これを第1弾として、FTTHの普及に賛同してもらえるISPを集めて100億程度の増資をしたい」と希望を語った。

 また、サービス提供場所については「配管の問題や管理組合の承諾が得られずに提供できない場合もあるが、その確率はADSLにおいて距離の問題でサービスが受けられない場合よりも低い比率になる」(宇野氏)と見通しを示した。

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So-netとUSEN、光ファイバ事業で2003年2月に共同サービスを提供

(2003/1/30)

[Reported by 正田 拓也]

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