【サービス】
アミカイ、企業向け翻訳ASP「Amikai Enterprise」開始
■URL
http://www.amikai.com/news/releases/pr012803.jsp?lang=JA
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「Amikai Enterprise」の利用イメージ
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アミカイ株式会社は企業向けオンライン翻訳サービス「Amikai Enterprise」の提供を開始した。企業内ユースに特化したASPとして提供し、料金は10ユーザーアカウントで1ヶ月あたり6万5,000円。
アミカイは2000年11月に米Amikai社の日本法人として設立された企業で、オンラインでリアルタイムの多言語翻訳サービスを提供している。同社のサイトからWeb翻訳やフレーズ翻訳、6カ国語対応チャットといった機能を利用できるほか、ポータルサイトなどに翻訳サービスをOEM提供するコンテンツ事業も展開。現在国内では「@nifty」、「excite」、「Lycos」、「OCN」などのサイトへ提供している。
新たに開始した「Amikai Enterprise」は、同社の翻訳機能を企業向けにASPで提供するもの。専用のプラグインを利用することで、Microsoft Officeのアプリケーションから、ワンクリックで書類の翻訳が可能となる。翻訳結果はレイアウトなどが元文書のままので表示され、違和感なく読める形だ。また利用したいときにすぐ開ける「翻訳パッド」という機能では、ウインドウへテキストをコピー&ペーストするだけで即座に翻訳できるほか、「メール用語対応」機能を用いることで、「お世話になっております」などメールでよく使う表現に対応した、自然な翻訳が可能となる。
こうした機能に加え、企業ごとにカスタマイズできる「名詞辞書」があり、企業や部署によって異なる事業内容に合わせて、用語・用法の登録が簡単に行なえる。頻繁に登場する人名や商品名などを登録することで、翻訳精度の向上が可能となる。またユーザー管理機能によって、アクセスや単語登録制限などの設定もできる。ASP形式で翻訳にはアミカイ側のシステムを利用するため、メンテナンスフリーで常に最新の翻訳エンジンを利用できる点もメリットだ。
「Amikai Enterprise」は現在日本語と英語に対応。アミカイでは今後韓国語や中国語のサービスも提供するほか、PDFファイルの翻訳にも対応する方向だ。
(2003/1/31)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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