【電子自治体】
IPv6ネットワークで納税証明書を交付
岡山市で「e!市役所実証実験」がスタート
■URL
http://www.city.okayama.okayama.jp/kikaku/jouhou/itnews/news047.htm
総務省が実施する「e!市役所実証実験」が2月6日から岡山市でスタートする。IPv6と光ファイバーネットワークを利用して、自宅や公民館のパソコンで各種証明書の交付が受けられる電子申請サービスを検証する。
この実験で扱うのは所得証明書、固定資産証明書、納税証明書、障害証明書など。岡山市認証局で発行する電子証明書とテレビ電話で本人確認を行ない、申請が受理された書類を自宅のプリンターから印刷して遠隔交付する仕組みだ。印刷された書類は偽造防止技術が施されており、きちんと領収書も発行されるという。発行手数料はインターネットバンキングの決済に対応する。
実験には自宅モニターが155人、公民館モニターが76人が参加。電子申請サービスのほか、IPsecなどを使ってテレビ電話による健康相談のセキュリティを確保する通信実験なども実施され、3月31日まで行なわれる。
(2003/1/31)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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