【サービス/検索】
ライコスとの検索エンジン統合も実施
インフォシーク、リンク元評価を加えた新検索技術導入
■URL
http://www.infoseek.co.jp/
http://release.infoseek.co.jp/release/030203press.html (リリース)
株式会社インフォシークは、ポータルサイト「infoseek」の検索機能に、新検索システム「マルチ・プロセス・スコアリング」を導入、また検索データベースで日本語Webサイトのほとんどを網羅したと発表した。
「マルチ・プロセス・スコアリング」とは、検索エンジンでサイトの評価を行なう際に、該当サイトのリンク元サイトの評価を加味することで、より精度の高い検索を実現するものだ。“評価の高いサイトからリンクされているサイトは、リンク元サイト同様に高評価である確率が高い”との法則を踏まえ、インフォシークが独自で開発した技術となる。検索エンジン業界では、リンク数からサイトを評価する手法は以前から用いられているが、リンク元サイトの評価を加える手法は国内初としている。現在は試験運用中で、3月から本格導入する予定だ。
また検索データベースを大幅に拡充し、日本語Webページ約1億ページを収録した。これにより日本語Webサイトのほぼすべてを網羅した形で、国内最大級のデータベースを持つ検索エンジンになったという。
なおインフォシークでは今回の検索機能強化に伴ない、ライコスジャパンへの検索エンジン提供を、2月12日をめどに開始することも表明した。ライコスは従来、全文検索ではWiseNut、ディレクトリ検索ではLookSmartを採用していたが、まず全文検索からインフォシークの検索エンジンへ変更する。ライコスは2002年12月にインフォシークの親会社である楽天の子会社となった経緯があり、今後インフォシークとライコスの検索システムを一本化することで、効率化を図る方向だ。
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[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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