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【ソフト】

SCN、「PostPet V3 ハイブリッド版」を3月発売
~V3の全機能が利用可能に

■URL
http://www.so-net.ne.jp/postpet3/
http://www.postpet.so-net.ne.jp/common/news_arc/v3hybrid_press.html (リリース)

「PostPet V3 ハイブリッド版」のパッケージと中身
(c) 1996-2003 Sony Communication Network Corporation. All rights reserved.
 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下SCN)は、電子メールソフト「PostPet V3 ハイブリッド版」を、3月19日より発売すると発表した。これまで個別に販売していたMacintosh版とWindows OpenGL版を統合したハイブリッド版で提供し、価格は2枚1組で4,280円(予価・税別)。

 今回発売するバージョンは「PostPet V3 (Ver3.2)」。2002年12月発売の「PostPet V3(Ver.3.01)」では、V3の目玉機能の1つである「イソウロウ機能」に未対応(12月25日から配布開始した「Ver.3.1」で対応)だった。またWindows OpenGL版では、グラフィックカードなどの性能により、従来版を利用していたユーザーの2割程度の環境で、インストールしても動かない可能性があったという。そのためMacitosh版のみ店頭販売を行ない、Windows OpenGL版はオンラインで販売という、変則的な販売方法を行なっていた。

 今回発売するハイブリッド版では、Windowsの3D描画がOpenGLに加えてDirectXにも対応し、より多くのユーザーが利用できるようになった。またVer.3.1で開始した「イソウロウ機能」やSMTP認証にも正式に対応したことで、V3のフル機能を利用できる形となった。また以前の「PostPet2001」と同様にCD-ROM2枚1組で販売されるため、友人などに1枚をプレゼントして一緒に楽しむことが可能だ。なおハイブリッド版には、新たに10個のアクセサリが追加されている。なおハイブリッド版の発売に併せ、現行のMacintosh版、Windows OpenGL対応版は生産を終了し、ハイブリッド版に統合する。

 「PostPet V3 ハイブリッド版」の最低動作環境は、Windowsの場合、Windows 98SE/Me/2000/XPでPentium II 300MHz以上、グラフィックカードはOpenGL1.1以上かDirectX8.1以上に対応。MacintoshはMac OS 9.1+CarbonLib J1-1.6以上。SCNでは購入前にPostPet V3お試し版を使ったテストを推奨していて、OpenGLとDirectXの双方に対応したお試し版は3月上旬から公開する予定だ。またハイブリッド版発売に合わせ、現在発売中のV3を利用しているユーザーに向けた無料のアップデートプログラム配布を行なう予定で、こちらは3月下旬開始の方向だ。なお現行のV3ユーザーに追加CD-ROMの販売を行なうかについては、現在のところ予定はないという。

 SCNによれば「PostPet V3」は12月末時点でWindows版、Macintosh版を合わせて2万本を販売しており、「PostPet V3」全体で20万本を販売目標としている。

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(2003/2/4)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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