【コンテンツ配信】
~動画によるハイライトシーンの配信やiモード向けコンテンツも提供NTTコム、「UEFA EURO2004」の日本語公式サイトを開設■URL NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTTコム)は13日、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するサッカー大会「UEFA European Football Championship(以下、EURO2004)」の公式スポンサー契約を締結し、UEFAの公式サイト「uefa.com」の日本語版サイトの運用を開始したと発表した。 EURO2004は、4年に一度欧州各国代表間で行なわれる伝統的なサッカー大会。2004年6月12日から7月4日までの約3週間かけてポルトガル国内7都市10会場で開催され、予選を勝ち抜いた16チームが優勝を争う。前回はベルギーとオランダで開催され、優勝国はフランスだった。 UEFA公式サイト「uefa.com」は、EURO2004の全試合レポートを行なうほか、数百名の記者による2万以上の記事、Flashを利用した試合分析や統計結果など、EURO2004に関するあらゆる情報を掲載しており、一日に400万PV以上、年間約3億PVのアクセスがあるという。NTTコムでは、子会社を通じて「uefa.com」のホスティングサービスや欧州~日本間のIPバックボーンの提供を行なうほか、「uefa.com」の日本語サイトを運営する。 「uefa.com」日本語サイトでは、「uefa.com」に掲載されている大部分のコンテンツをほぼリアルタイムで日本語化し掲載するほか、現在はお試し期間として無料でハイライトシーンの動画配信を行なっている。今後は、有料で試合の動画配信を行なったり、iモード向けのモバイルコンテンツの製作を検討しているという。また、EURO2004チケットのインターネット販売も行なう予定。 UEFA評議委員のMathieu Sprengers氏は、「昨今、中田や小野、稲本など、欧州で活躍している日本人選手が急増しており、それにあわせて日本での欧州サッカー人気も増している。今回、日本語サイトを開設することによって、より日本人にEURO2004を知ってもらい、観戦して欲しい」と語った。 また、NTTコム代表取締役副社長の富田修二氏は、「ブロードバンドの爆発的普及によりトラフィックが急増し、より安定したバックボーンやホスティング環境が求められている。当社では、その環境を提供するほか、日本においてもブロードバンドユーザーを満足させることができるようなコンテンツ開発をしていきたい」としている。
(2003/2/13) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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