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ディズニー、「Disney BB on フレッツ」のサービス提供を発表■URL
ウォルト・ディズニー・ジャパン、ディーワンダーランド、NTT東日本・西日本の4社は27日、都内で会見を開きNTT東西が提供するブロードバンドアクセスサービス「フレッツ」を利用したブロードバンド向けコンテンツ「Disney BB on フレッツ」のサービスを2003年7月に開始すると発表した。 Disney BB on フレッツは「Bフレッツ」および「フレッツ・ADSL」ユーザーを対象としたもので、ディズニーが提供する様々なコンテンツを楽しむことができる。5月1日~6月20日をプレオープン期間として、子供がいる家庭をメインターゲットとした「ディズニーワンダーランド」を5月に提供開始する予定だ。 このディズニーワンダーランドは3歳から6歳前後の子どもを対象としたブロードバンド専用のコンテンツで、ディズニーのキャラクターと共に子どもたちが「遊び」を通じて子どもの成長に必要な、様々な経験や学習をしていくというもの。 ディズニーワンダーランドにログインすると、まず「ハローワンダー」という最初のワンダー(場所)に到着する。そこから「ネイチャーワンダー」など一定のテーマが定められた各ワンダーへ冒険をしていき、ワンダー内にいるディズニーキャラクターと出会い、一緒に数遊びや英語の学習をしていく。 また、子どもがどういったコンテンツを利用したかを保護者が知ることができる「ワンダーレポート」や、子どもたちに利用してもらいたいコンテンツをリクエストできる「ワンダーリクエスト」という機能も備えている。 入会時には「冒険のかばん」とよばれるスターターキット(9,800円・予価)を購入する必要があり、月額のサービス利用料金は1,000円を予定している。スターターキットにはCD-ROM、取扱説明書のほかに子どもにも持てるよう取り外し可能なコントローラーとミッキーからの招待状が同梱される。 ディーワンダーランド代表取締役兼CEOの青木千栄子氏は会見でサービス開始から1年間で会員数を10万人にすることを目標とし、将来的には20~30万人にまで増やしたい考えだ、という。また、こうしたサービスをウォルト・ディズニーが行なうのは世界初という点を強調し、日本でのサービスが順調に伸びれば韓国・アジア地域への展開も考えている、とも述べた。 「ディズニーワンダーランド」のプレサービス期間は2003年5月1日~6月20日までを予定している。プレサービスを利用できるのは、2003年3月29日~4月10日にNTT東西のサイトから申し込みをした利用者の中から、抽選で3000名が選ばれる。なお、応募対象者は東京都と大阪府で「Bフレッツ」または「フレッツ・ADSL」を利用しているユーザーとなっている。
(2003/3/27) [Reported by 村松健至] |
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