【ブロードバンド】
HOTSPOT、米iPassと無線LANアクセスポイントの相互乗り入れ
■URL
http://www.hotspot.ne.jp/
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社が運営する公衆無線LANサービス「HOTSPOT」と米国iPassの無線LANアクセスポイント相互乗り入れを実施する。HOTSPOTユーザーは4月21日からiPassのアクセスポイントを1分37円で利用できるほか、iPassユーザーのHOTSPOT利用についても今後対応する予定という。
今回の相互乗り入れは、HOTSPOTがアクセスゲートウェイとしてiPassの認証プロトコルであるGIS(Generic Interface Specification)を採用したことで実現したもの。これによりHOTSPOTとiPassどちらかのユーザーであれば、両方の無線LANアクセスポイントを利用することが可能になる。
HOTSPOTでは4月21日より「ホットスポット グローバルブロードバンドローミングサービス」を開始、HOTSPOTのユーザーであれば成田空港および海外でiPassの無線LANアクセスポイント約1,000カ所を利用できる。加えてHOTSPOTでは成田空港内の会員制ラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE1・2」新規サービスエリアとして追加。iPassの利用には1分につき37円が課金されるほか、専用ソフトウェア「iPass Connect」をあらかじめインストールしておく必要がある。
一方、iPassユーザーのHOTSPOT利用については、詳細が決定され次第発表する予定だという。料金体系なども決定されていないが、iPassユーザーであればHOTSPOTの無線LANアクセスポイントがすべて利用できる。なお、@niftyやBIGLOBEなどプロバイダーが提供するiPassとのローミングサービスとHOTSPOTの相互乗り入れについては、プロバイダーの対応次第になるという。
(2003/4/16)
[Reported by 甲斐祐樹]
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