【サービス】
日本テレコム、IPv6環境専用のP2Pアプリケーション「Chiervo」の実験開始
■URL
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2003/may/nr030507_fs.html
http://www.chiervo.net/
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「Chiervo」の画面イメージ
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日本テレコム株式会社は7日、IPv6環境で利用できるP2Pアプリケーション「Chiervo」の実験を5月12日より開始すると発表した。対象OSは、Windows XP SP1のみ。
「Chiervo」はIPv6環境を有する個人ユーザーを対象に、IPv6を利用したメッセンジャー機能や、個人ファイルのVPN機能などを提供するアプリケーション。実験サービスでは、メッセンジャーやVPNのほか、IPv6を利用した動画配信も予定している。
メッセンジャー機能では、IPv6の特徴を活かし、1対1のテキストチャットや音声チャットが行なえる。IPv4では、ルーター等のNAT機能により一部のユーザーが利用できないという問題があったが、すべてのユーザーにグローバルIPアドレスが付与されるIPv6においては、その心配はないという。
個人ファイルのVPN機能では、Chiervoを通じてファイル共有設定を行なうことにより、VPNを利用して安全にファイル共有が行なえる。ストリーミング配信では、内容は未定だが、Windows Media 9を利用したコンテンツの配信を予定している。
実験参加者は、IPv6環境とODNのメールアドレスを有しているユーザーを対象に、1,000名を予定しており、専用Webサイト上で募集する。実験期間は、5月12日から10月31日までとなっており、募集期間は9月30日まで。
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メッセンジャー機能のサービスイメージ |
VPN機能のサービスイメージ |
(2003/5/7)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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