【レポート】
JIAA、インターネット広告賞「東京インタラクティブ・アド・アワード」贈賞式を開催
■URL
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/
http://www.jiaa.org/
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「CAMCAMTIME」について語る、内山光司氏 |
インターネット広告推進協議会(JIAA)は22日、東京・半蔵門ダイヤモンドホテルにてインターネット広告賞「東京インタラクティブ・アド・アワード」の贈賞式を開催した。グランプリはソニー株式会社のスクリーンセーバー型広告「CAMCAMTIME」。ユーザーから送られた“笑顔”の顔写真が、1秒ずつ表示されるという作品だ。
「東京インタラクティブ・アド・アワード」は、インターネット上の広告の活性化を目的に創設された、今年が第1回となる新しい広告賞。インターネット広告推進協議会が主催し、審査委員長は株式会社電通の杉山恒太郎氏が務めた。JIAA会員媒体社に掲載されたインターネット広告が審査対象で、合計293点の応募があった。
グランプリに選ばれたのは、ソニーのスクリーンセーバー型広告「CAMCAMTIME」。「世界と常に繋がるネットワーク時計」をテーマとし、ブロードバンド専用コンテンツとして制作された。このスクリーンセーバーをインストールしたユーザーは、映像アップロード用のソフトも同時にインストールされ、Webカメラなどでキャプチャーした映像を簡単なメッセージと共にソニーのサーバーに送ることができる。送られた画像はスクリーンセーバー「CAMCAMTIME」に自動的に配置され、1秒ごとに“笑顔”の写真が連なる時計として表示される。
今回のグランプリの選定理由として杉山氏は、ユーザー参加型のコンテンツである点に触れ「消費者と企業の関係を再構築した点を、高く評価した」と語った。製作者を代表して株式会社ワンスカイ インタラクティブの内山光司氏は「参加している方達の笑顔が、審査してくださった方にもインプレッションを与えたのだろう」とコメントした。
なお、今回の入賞作品はすべて「東京インタラクティブ・アド・アワード」のWebサイトで閲覧することができる。
(2003/5/22)
[Reported by 釜谷 建]
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