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【N+I 2003 レポート】

各社のIPv6機器や技術が集結した「IPv6 Showcase」

■URL
http://www.interop.jp/_exhibit/_project/ipv6.php

IPv6 Showcase
 「NetWorld+Interop」では、テーマ別に製品をまとめた企画エリア「ShowCase」の設置が恒例となっている。今回は2日にレポートした「Security ShowCase」に加えて「VoIP ShowCase」、「Broadband Solution Showcase」、「IPv6 Showcase」というラインアップだ。今回はこの中から、2002年に続いての設置となった「IPv6 Showcase」を取り上げる。

 ここでは「IPv6, beyond the net」をテーマに、エリア内でのIPv6ネットワークの構築をはじめ、家庭やオフィス、ユビキタスなどの分野でのIPv6技術や商品を紹介している。出展企業は35社。

 このうち松下電器産業では、IPv6対応のエアコンやオーブンレンジを、また系列のパナソニックコミュニケーションズでは、IPv6に対応したWebカメラを出品。こうした製品はIPv4対応では以前からあるものだが、IPv6に対応することで、プラグ&プレイでの端末認識や設定の自動化が可能になり、より多くの人や場面で使える利点があるという。デモではIPv6機器と携帯電話を組み合わせての動作を紹介。Webカメラの画像への携帯電話からのアクセスに加えて、エアコンのオンオフや、オーブンレンジの温度・時間設定などを行なっていた。説明員によれば、IPv6の家電対応では、エアコンやビデオなどの機器への導入が考えられているという。ただ、オーブンレンジは安全性の問題もあるため、携帯電話からオンオフの操作はできず、あくまで実験的なものと説明していた。

 NECではIPv6対応無線LANセンサーを参考出品。これは温度や振動などの情報を収集して無線伝送する機能を持ち、IEEE802.11bの無線LAN方式で通信。IPv4/IPv6/IPSec/MobileIPに対応している。NECではこれを飛騨高山の牧場で牛に取り付け、牛の成長管理に役立てる実験を展開しているほか、牛の幼年期からセンサーを付けることで、牛の成長、取引、出荷などの足取りの追跡が可能となり、肉の流通経路の追跡や品質保証に役立てることが可能としている。現在センサーはタバコの箱くらいの大きさだが、今後さらに小型化を図る予定という。

 またIPv6 Showcaseのネットワークで使われているIPv6対応ルーターを提供する「IP Infusion」のブースも人気を集めていた(ブース自体はIPv6 Showcase外に設置)。同社は1999年に2人の日本人企業家が米国で設立したベンチャー企業で、主力製品であるルーティングソフト「ZebOS Server Routing Suite」は、IPv4/IPv6ルーティングやMPLS(Multi Protocol Label Switching)の機能を持ち、LinuxやSolaris、FreeBSDサーバーに対応。簡単かつ安価な導入とアップグレードが可能で、ギガビットルーターなどの機能を従来の三分の一以下の価格で実現できるとしている。展示ではぷらっとホームの「手のひらサーバ Open Blocks 266」にZebOSを搭載したデモに加えて、同OSを搭載した日本販売製品となるNorthen Lightのギガビットルーター「NL Server 5070」を出展していた。

IPv6対応のエアコン 実験に使っているIPv6対応センサー
食のトレーサビリティへの活用モデル ZebOS搭載機器の展示

(2003/7/3)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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