【N+I 2003 レポート】
NEC、無線LAN内蔵PHSカードを用いたユビキタスアクセスソリューション
■URL
http://www.adnec.com/ni2003/products/index.html#P09
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PHSの位置情報から情報配信が行なわれたところ |
N+I会場の日本電気(以下NEC)ブースでは、PHSと無線LANを利用した「ユビキタスサクセスソリューション」のデモを行なっていた。無線LANとPHSのエリアを自動的に判別してハンドオーバーを行なうものだ。
この製品では、端末に無線LAN内蔵PHSカード(NECインフロンティアによる参考出品)を装着し、専用の接続ソフトをインストールして利用する。システム側にハンドオーバーゲートウェイ機器を設置することで、通信アプリケーションの利用を継続したまま、PHS網と無線LAN網のシームレスなハンドオーバーが可能で、ユーザーは回線種を意識せずに利用できるという。またコンテンツマネジメントサーバーを用いて、ユーザーがPHS網から接続している際に、PHSの位置情報からそのエリアを判断、対応したコンテンツを自動的に配信する機能も提供する。
デモではノートPCからの接続を行なっていたが、製品ではPDAに接続用ミドルウェアを導入した展開を図るという。基本的に通信キャリア向けの製品のため、価格も8,000万円からを想定しているが、企業向けに数百万円前後からの構築にも応じるとしている。
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NECインフロンティアのPHS/無線LANカード |
(2003/7/4)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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