【セキュリティ】
NTTネオメイト、UNIXサーバー対応のハードディスク消去サービス
■URL
http://www.ntt-neo.com/news/030708.html
NTTネオメイトは8日、UNIXサーバーのハードディスクデータ内容を消去するサービスを10日より提供すると発表した。DOS/V機を対象に提供中のサービス「Neo'z NEODELETE」において、新たにUNIX機にも対応した。サービスエリアは、首都圏および西日本エリア(富山、岐阜、静岡県以西)。料金は個別見積もりとなるが、例えばハードディスク10台の場合で消去料金5万円、出張料金7,000円となっている。
対象となるのは、サン・マイクロシステムズ社製のUNIX機。消去方式として、1)米国防総省のセキュリティガイドラインに準拠し、データ内容を4回上書きする「標準グレード」と、2)データの痕跡が最も残りにくいというGutmann方式を採用し、データ内容を36回上書きする「ハイグレード」の2種類を用意している。出張作業メニューのほかに預かりメニューもあり、その場合は顧客の立ち合いのもと、もしくはネット経由のライブ映像で作業を監視できる。
NTTネオメイトによれば、UNIX機はメーカーの独自性が強いため、汎用のデータ消去ソフトが開発されていなかったという。そのため、従来はサーバー本体からハードディスクを取り外し、UNIX OSを介さずにデータを消去する方法が一般的だった。これに対してNeo'z NEODELETEでは、同社が自社開発したUNIX機用のデータ消去ソフトを使用することで、ハードディスクをサーバー本体から取り外さずにデータを消去できるのが特徴。
(2003/7/8)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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