【サービス】
払い戻しのできるオンラインゲーム向け課金代行サービス「ゲームチェック」■URL 株式会社デジタルチェックは17日、払い戻しも行なえるオンラインゲーム向け課金代行サービス「ゲームチェック」を8月1日より開始すると発表した。サービス開始当初は、ハンゲームジャパン株式会社や株式会社ゲームオン、株式会社スターオンラインの3社が参加し、各社の提供しているオンラインゲームで利用できる。 ゲームチェックは、参加企業が提供しているオンラインゲームの課金代行サービス。コンビニ決済やクレジットカード、銀行などから利用したい料金分を振り込んでゲームチェック上にプールし、オンラインゲームの利用料金として必要な分だけ支払う仕組みだ。デジタルチェック土岐隆之会長は「どちらかというと、ゲーム用の仮想口座に近いイメージ」と例えた。 決済手段は、コンビニに設置されているコンビニ端末機によるもの、コンビニに設置されている振込用紙を利用したPOSによる決済、クレジットカード、銀行・郵便局・オンライン専用銀行からの振込みなど、さまざまな利用方法から選択できる。なかでも特徴なのは、必要な金額だけ残高を追加することや、必要以上に残高があり、払い戻しをしたい場合には払い戻しもできる点だ。例えば、月額1,600円のオンラインゲームを利用している場合に、残高1,000円であれば1,000円単位で残高を追加することができる。一方、残高が1万円あり、必要以上あると思えば、手数料100円程度で指定した銀行口座に払い戻しを受けることができる。土岐氏によると、「オンラインゲームでは、中高生などクレジットカードを持たない若年層がメインユーザーだ。従って、物販では50%を超えるクレジットカード決済も、オンラインゲームに限っては30~40%と低い。従って、このようなさまざまな決済方法を備えたサービスが有効だ」とのこと。 また、コンビニ支払い方法の一環として、自宅のPCからゲームチェックのWebサイト上で必要事項を入力すると、コンビニ決済可能なバーコードが印字された用紙をプリントアウトすることができる。その際に指定できる金額は、当初は1,000円単位としているが、今後ユーザーニーズによっては1円単位で指定できるようになる可能性もあるという。 土岐氏は、「爆発的に増加しているブロードバンドユーザーと市場の中、韓国市場も見てもオンラインゲームの比重は重いと考えている。当初は、3社に参加してもらいサービスを開始するが、このサービスはコンテンツホルダーにとっても有益なサービスなので、今後参加企業は増えていくだろう。市場拡大の仕方によっては、ゲーム以外の分野も取り扱っていきたい」と抱負を語った。
(2003/7/17) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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