【セキュリティ】
IPAなど、CISCOのルータに存在するDoS攻撃を受ける脆弱性を警告
■URL
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20030717-cisco_ipv4dos.html
http://www.cisco.com/warp/public/707/cisco-sa-20030717-blocked.shtml
http://www.cisco.com/tacpage/sw-center/sw-ios.html (要登録)
情報処理振興事業協会(IPA)や米Cisco Systemsは17日、Cisco製品に搭載されているOS「Cisco IOS」に、DoS攻撃を受ける脆弱性があると発表した。Ciscoが公開しているパッチを適用することで対策できる。
この脆弱性は、攻撃者が細工を施したIPv4パケットを対象機器が受信すると、パケット処理を停止してしまうため、サービスが停止する可能性があるというもの。この際に、対象機器は警告も出さない上に自己回復もしないため、影響が大きい。対象となるのは、「Cisco IOS」が動作していてIPv4を処理しているすべての機器。
対策は、Ciscoが公開しているパッチを適用すること。同社Webサイト上の「Software Center」から入手することができる。
(2003/7/17)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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