【業界動向】
Jストリームとマクロメディア、Flashストリーミングの配信で協業
■URL
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/proom/pr/2003/mm2_jstream.html
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/flashcon/report/
http://www.stream.co.jp/
株式会社Jストリームとマクロメディア株式会社は、Macromedia Flashの利用拡大に向けた協業に合意したと発表した。Flashのストリーミング機能での配信安定などを図る。
Flashのストリーミング機能とは、Flashコンテンツ内での動画映像配置や再生を可能にする技術。2002年にリリースされた「Macromedia Flash MX」から対応し、現在Web広告や商品プロモーションサイトなどで多く活用されている。しかし、映像を組み込むことで大容量化する面から、通常のWebサーバーからの安定配信が難しくなっているという。
今回の協業はこうした状況を解消し、Flashコンテンツの安定かつスムーズな配信行なうために、技術面とマーケティング面から協力を行なうもの。具体的には、Jストリームの配信インフラを用いて安定したFlashコンテンツの配信を図る。また「Macromedia Flash Communication Server」を配信インフラ内に設置することで、Flashへのライブ映像組み込みも可能になるほか、同製品を用いた配信プラットフォームの提供も行なっていく予定だ。
なおこの協業に先駆けて、6月に開催した「Macromedia Flash Conference」の基調講演の一部を、Flashストリーミングで公開している。同時通訳音声を含めた二カ国語配信で、ボタン操作で音声を簡単に切り替えての視聴が可能だ。
(2003/7/22)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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