【セキュリティ】
パケットとアプリケーションのファイアウォール・IDS機能を搭載した製品
■URL
http://www.nai.com/japan/
日本ネットワークアソシエイツ株式会社(以下、NAC)は23日、包括的な防御ソリューション「McAfee Desktop Firewall 8.0日本語版(以下、MDF)」を発売すると発表した。価格は、1ノード9,200円(1~24ノードの場合)から。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98。
MDFは、パケットとアプリケーションのファイアウォールと不正侵入検知技術(IDS)を搭載した防御ソリューション。ネットワーク内のパケットやアプリケーションを監視することによって、不正コードや外部からの攻撃を防ぐことができる。
具体的には、管理者がクライアントPCでのアプリケーションのインストールや実行を管理することができるほか、ネットワーク上のアプリケーションをアプリケーションレイヤファイアウォールによって監視・フィルタリングすることができる。この機能によって、トロイの木馬やウイルス、スパイウェアなどを防止することが可能だ。
そのほかにも、ネットワークに接続する前にクライアントの調査を行なうことができる「隔離モード」が搭載されている。隔離モードは、ウイルス定義ファイルが最新でないクライアントPCや、ファイアウォールの古いポリシーを実行している場合には、ネットワークに接続する前に、強制的に管理者が定めたポリシーが適用されるというもの。この機能によって、定義ファイルの更新忘れによるウイルス感染などを防ぐことができる。
(2003/7/23)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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