【ソフトウェア】
Atheros製無線LANチップセット用オープンソースドライバーが無料公開
■URL
http://sourceforge.net/projects/madwifi/ (英文)
http://www.atheros.com/news/linux.html (英文)
米Atheros Communicationsは23日、同社製無線LANチップセット向けのLinuxとFreeBSD用オープンソースドライバーが無料公開されたと発表した。
このドライバーは802.11b/gと802.11a/b/g製品に対応したもので、ソースコードを基にしてネットワークアダプタやアクセスポイント、ホームゲートウェイ用の完全なドライバーソフトウェアを開発できるというもの。Atherosが出荷している第3世代の製品すべてをサポートしており、現在Webサイトから無料で入手できる。
ドライバーの開発者であるErrno Consulting社所属のSam Leffler氏は「Atheros製品をサポートすることは、オープンソースコミュニティにとって重要な技術開発である。オープンソース開発者と研究者たちは、これまで無線技術をごくわずかしか利用できないために無力感を味わってきた。今やこのドライバーを手に入れることで我々はレガシーハードウェアにこれ以上束縛されることがない」とコメントした。
(2003/7/24)
[Reported by 青木大我(taiga@scientist.com)]
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