【業界動向】
NTT東西、Jリーグとネットワークパートナー契約
~フレッツ・シリーズのサポーター向け展開やコンテンツ配信を実施
■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0307/030729.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0307/030729.html
http://www.j-league.or.jp/
NTT東日本およびNTT西日本(以下NTT東西)は、社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)と「Jリーグネットワークパートナー契約」を締結した。Jリーグとブロードバンドの相互普及を図っていく。
ネットワークパートナー契約とは、Jリーグが目指す「Jクラブを核とした地域社会の活性化」の実現を、ブロードバンド網を活用した地域ネットワーク構築でサポートするもの。従来のオフィシャルスポンサーとは異なるものだが、Jリーグロゴなどの使用は契約内に含まれるという。NTT東西によれば契約期間は2年間で、この間、他の通信事業者が同種の契約を結ぶことはできないという。
具体的には、まずNTT東西とJリーグ全28クラブが、個別に「販売パートナー契約」を締結。Jリーグのサポーターやクラブエリアの地域住民に向けて、Bフレッツをはじめとしたフレッツシリーズの展開を促進していく。通常のフレッツシリーズ商品に加えて、チーム独自のプレミアム商品など、各チームごとに異なる商品展開を図る方向という。また各JクラブやJリーグファンに向けて、掲示板やスケジューラーといった専用コンテンツも提供する。
加えて、8月15日より、フレッツユーザーの専用サイト「フレッツ・スクウェア」で、Jリーグを中心としたサッカー関連のブロードバンドコンテンツ配信を開始する。2003年度J1リーグ戦・J2リーグ戦全試合映像ダイジェストやゴールシーンから、歴代のスーパースター名場面、サッカーテクニックのワンポイントレッスン、現役Jリーガーへのインタビュー映像などを提供する予定だ。
NTT東西ではこの契約での売上げ目標などは明らかにしていないが、これまでブロードバンドになじみの薄かった層への展開が行なえることを利点としている。特にサッカースクールをはじめとした教育系プログラムに参加している児童やその親に向けて、フレッツシリーズ展開を行なっていく構えだ。
(2003/7/29)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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