【サービス】
日本テレコム、中国電信との相互接続による国際IP-VPNサービスを開始
■URL
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2003/jul/nr030729b/nr.html
日本テレコム株式会社は29日、中国電信集団公司との間で国際IP-VPNサービスに関する相互接続協定を締結し、7月31日より同社との相互接続による国際IP-VPNサービスを開始すると発表した。価格は、64kbpsの場合で月額8万4,000円から。
国際IP-VPNサービスは、日本テレコムのIP-VPNサービスであるSOLTERIA網と海外側キャリアのIP-VPNネットワークを接続することによって、国際間においてもエンドトゥエンドのネットワークサービスが利用できるというもの。これにより、ユーザーは日本から対象地域に国際回線を設置せずにVPNサービスの利用が可能となる。
日本テレコムと中国電信との間は、MPLS(Multi Protocol Label Switching)テクノロジーを使用したCisco社製ルータで接続し、ルーティングプロトコルには、MP-BGPまたはスタティックルーティングを使用しているという。また、日本と中国間では64kから150Mbpsまでの帯域指定が可能となっている。
日本テレコムでは、今後もグローバルネットワークニーズに応えるために、国際IP-VPNサービスの提供エリアを順次拡大していく予定だとしている。
ネットワーク構成例
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(2003/7/29)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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