お仕事にも役立つ無料アプリ
10GB以上のファイルも登録不要で送受信できる「Send Anywhere」
2017年10月25日 06:00
アプリ名 | Send Anywhere |
提供元 | ESTmob |
登録 | 不要(登録で転送時のキーが不要になる) |
URL | https://send-anywhere.com/ja/ |
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.estmob.android.sendanywhere(Google Play) | |
https://itunes.apple.com/jp/app/send-anywhere/id596642855?mt=8(App Store) |
自分が持っているスマートフォンやタブレット間で写真や動画ファイルをコピーしたい、スマートフォンで撮影した写真をOCにバックアップしたい。逆にPCからスマートフォンに写真/音楽/作成した文書を送りたいなど、ファイルの送受信に悩むシーンは意外とよくあります。PC間でも、同僚に送ろうと思ったデータファイルが数GBもあって送り方に悩んだ、ということもあるでしょう。こんな悩みを一気に解決してくれるのが「Send Anywhere」です。
巨大なファイルも無料で送受信、会員登録も不要
Send Anywhereは、会員登録やログインなしですぐ使えるファイル転送サービスです。写真、動画、連絡先、ファイルなど、あらゆるファイルをオリジナルのまま、サイズを気にせず無料で転送できます。送信相手のメールアドレスを入力したり、広告が表示され終わるのを待ったり、ほかのリンクと見間違たり、といったことは一切ありません。
アプリにはiOS版とAndroid版のほか、Windowsデスクトップアプリが用意されています。また、ウェブブラウザーからも利用できるほか、Chrome拡張機能、Outlook用アドイン、Outlook 365アドインなどが用意されており、あらゆるデバイス間でファイルの転送が可能になっています。
データの送信はインターネット経由で行われるため、接続環境によってはパケットを消費しますが、Android版同士では「Wi-Fi Directモード」での送受信も可能です。
Android版では、受信ファイルの保存先に内部ストレージやSDカードを指定できます。また、受信した音楽や動画のファイルは、アプリ内で再生できます。
4/6けたのコードやQRコードを入力するだけでファイルを受信
使い方はとても簡単です。アプリ同士なら、送信側がアプリ内で送りたいファイルを選択します。そのまま「送信」をタップすると、有効期限のある6桁のコード(Android同士のWi-Fi Directモードのときは4桁)またはQRコードが表示されます。受信側の端末でコードを入力するか、直接QRコードを読み取ると、ファイルの受信が始まります。操作はたったこれだけです。
Android版では、コードの代わりに音波で端末同士を認証することもできます。ファイルを送信するときにコードが表示される画面右上のメニューから、「音波で送信」が選べます。受信側は、受信モードにしてから画面右上のジグザグのアイコンをタップすると音波で受信できます。ただし実際には、音波でファイルが送受信されるわけではなく、Wi-FiやLTEなどの回線を通じてデータが送信されるようです。
送りたい相手が複数いる場合は、共有用のURLリンクも作成できます。共有用のリンクを使う場合、ファイルの受信側でコードの入力は不要です。ダウンロード回数の制限もありません。
基本的には、ファイルを送受信するデバイス双方にアプリのインストールが必要ですが、会員登録は不要なので、利用までのハードルはとても低くなっています。また、PCでファイルを受信する場合は、デスクトップアプリをインストールしなくても、ウェブブラウザーでSend Anywhereの公式ウェブサイトにアクセスすれば受信ができます。
なお、キーとQRコードには10分間、共有リンクには48時間の有効期限があります。会員登録をすれば、同じIDでログインした機器間でのファイル送信時にキーが不要になります。自分のスマートフォンとPCの間で頻繁にファイルを送受信したいなら、会員登録がお勧めです。また、転送履歴のあるデバイス間なら、履歴から相手を選べばコード不要で送信できます。
基本的に送受信するファイルサイズに上限がないSend Anywhereですが、ウェブサイトを使ったときには、1回の送信で最大4GBのファイルまでという制限があるようです。4GB以上のファイルを送りたいときは、デスクトップアプリもしくはChrome拡張機能の利用が推奨されています。ただし、共有リンクで送れるのは、デスクトップアプリで1回最大20GBまで、Chrome拡張機能で1回最大10GBまでという制限があります。PCから送信する場合はファイルサイズに注意しましょう。