週刊Slack情報局

「駅の混雑予報」Slackに自動通知、NAVITIMEが機能追加

駅の混雑予報通知の設定。通知する曜日は「毎日」または「月曜日から金曜日」、時間帯は4つから選べる。また、混雑予測は、現時点から5時間後まで参照できる

 株式会社ナビタイムジャパンは、Slack上で鉄道の乗り換え案内サービスが利用できる「NAVITIME for Slack」にて、あらかじめ登録した駅が通常時よりも混雑する予報が出た際に通知する機能を追加した。これまでは、ユーザーが手動で検索して確認する必要があったが、新機能はこれが自動化されている。

 通知は1日5回までで、通知を受けたい時間帯と、「毎日」または「月曜日から金曜日」が設定できる。駅の混雑予報は、現在時刻から5時間後まで1時間ごとに「通常通りの混雑度」「通常の約2倍の混雑度」「通常の約3倍の混雑度」の3段階で示される。

 ナビタイムでは、よく使う駅を登録することで、イベントや列車の遅延などで混雑した場合、時間をずらしたり、隣の駅を利用したりといった活用方法を挙げている。

 なお、今後は路線の電車混雑予測などの追加を検討しているとしている。

一般企業でも利用が広がっているビジネスコミュニケーションツール「Slack」。Slack Technologiesの日本法人であるSlack Japanはこのツールのことを“ビジネスコラボレーションハブ”と表現しており、あらゆるコミュニケーションやツールを一元化するものと位置付けている。本連載「週刊Slack情報局」では、その新機能やアップデート内容、企業における導入事例、イベントレポートなど、Slackに関する情報をお届けする。