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今週のブロックチェーン:ビットコインのマイニングを続けると、2048年までに地球の気温は2度上昇?! ハワイ大学の気候科学者らが論文発表
2018年11月13日 16:35
ビットコインのマイニングを続けていくと、2048年までに地球の気温は2度上昇する可能性がある――ハワイ大学の気候科学者らによる衝撃的な論文がNatureに掲載されたと報じられている。
仮想通貨のマイニングには大量の電力が必要になることはこれまでも指摘をされてきているが、具体的な数字をもって温度上昇に関して指摘されたことはあらためて衝撃的だ。
仮に再生可能エネルギーを使用したところで、二酸化炭素の排出量は抑制できても、それは演算による発熱はとは別の問題なので、重要な解決課題として回避策を研究する必要もありそうだ。
ビットコインに限らず、ブロックチェーンはさまざまな分野での応用が研究されている段階だが、用途を問わず、本質的には同じ課題が内包されているということだろう。
ニュースソース
- 不動産情報コンソーシアム正式に設立、ブロックチェーン活用の不動産情報共有始動へ ~ADRE-不動産情報コンソーシアムが設立キックオフイベント[仮想通貨Watch]
- Bitcoinが地球温暖化を加速させる--気候科学者らが指摘[ZDnet Japan]
- 韓国の弁護士団体、ブロックチェーン発展に向けたロビー活動を展開[BTCN]
- 中国、ブロックチェーン関連ファイナンスの監督強化を=中銀[ロイター]
- E・マスク氏騙るビットコイン詐欺、Twitterで横行し話題に--認証済みアカウントが乗っ取り被害[CNET Japan]
- Ethereum・mijin・Zilliqaなどブロックチェーンの設定管理がスマホやPCで簡単にできるツール ~アステリア「ブロックチェーン管理コンソール」をコンサル顧客企業向けに提供開始[仮想通貨Watch]
- NRIセキュア、ブロックチェーン技術を用いるスマートコントラクトを対象としたセキュリティサービス[クラウドWatch]
- DMMの仮想通貨関連事業「DMMビットコイン」 決算公告(第2期)[官報ブログ]
- GMO、10月マイニング報酬は595BTC・875BCHで4億6479万円相当 ~ハッシュレートも順調に674PH/sまで上昇、12月末には800PH/sまで上がる見通し[仮想通貨Watch]
- 新生銀行が米コンセンシス社とブロックチェーン技術活用に関する基本合意覚書を締結 ~コンセンシスのDAppsやインフラを新生銀行グループの業務・サービスにて活用[仮想通貨Watch]
- ブロックチェーン利用の“目的化”は危険--EAJが語る「不動産取引の24時間365日化」[CNET Japan]
- CryptoKittiesを開発するDapper Labs、ブロックチェーン上の猫を増やすために1,500万米ドルを調達[The Bridge]
- Ethereum創設者の企業が小惑星資源開発ベンチャー買収。「ブロックチェーンは宇宙での商取引に最適」[Engadget日本版]
- ブロックチェーンで運営される都市 ── 仮想通貨ミリオネアがネバダ砂漠に計画[BUSINESS INSIDER]
- 宴の後のビットコイン 売買代金がピークの25分の1に[日本経済新聞]
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- スケーリング狂詩曲~パブリックブロックチェーンの技術革新は創造のムーブメントだ[仮想通貨Watch]
- 次世代のソーシャルゲーム? ブロックチェーンを使ったDAppsゲームは何を変えるのか[ITmedia]
- コラム:ビットコイン誕生10年の「教訓」[ロイター]
- ブロックチェーンは銀行の味方か、それとも独裁の味方か?:WIRED ICONが選ぶ「次」の先駆者たち(2)[WIRED日本版]
- ブロックチェーンは電力取引にも使える? エストニアでの実証実験で見えた課題と限界[WIRED日本版]
- 仮想通貨の価格は将来的な売却益期待によって支えられている[BTCN]
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