ニュース

スマホで入力していくだけの「ペーパーレス年末調整機能」、クラウド型労務ソフト「SmartHR」で提供開始

 株式会社KUFUは17日、クラウド型労務ソフト「SmartHR」において、「ペーパーレス年末調整機能」を公開したと発表した。

 従業員は、PCやスマートフォンから質問に回答していくだけで年末調整の申請を行えるという。例えば、「表示されている住所は住民票住所と同じですか?」「住民票住所の世帯主はあなた自身ですか?」「複数の会社で『給与』の支払を受けていますか?」といった質問に「はい」「いいえ」で回答していく形式。

 一方、人事・労務担当者は、SmartHR上から従業員を年末調整入力依頼画面に招待することで、書類の配布が不要になる。また、年末調整書類に記載されている分かりにくい用語のために、記入漏れや記入ミスについて従業員に個別に確認・修正する作業や、従業員からの質問に対応する時間などを短縮できるとしている。

 入力されたデータはCSVファイルでエクスポート可能。また、国税庁の定める「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請書」 を税務署に提出すれば、従業員による押印・書類での提出も省略できるとしている。

 ペーパーレス年末調整機能は、SmartHRの月額料金のみで利用可能。SmartHRの月額料金(税別)は、従業員数に応じて複数のプランがあり、従業員5人までの「MICRO PLAN」が1180円、従業員15人までの「SMALL PLAN」が4800円、従業員30人までの「MEDIUM PLAN」が1万1800円、従業員50人までの「LARGE PLAN」が2万3800円、51人以上の「ENTERPRSDE」が要問い合わせ。割安になる年間一括払い料金も設定されている。また、従業員5人まで、機能制限あり/サポートなしで無料の「0 PLAN」もある。