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家中どこでもWi-Fiがつながるメッシュ対応の11acルーター、ASUS「Lyra mini」
2018年4月27日 12:40
ASUS JAPAN株式会社は、メッシュ対応のIEEE802.11ac/n/a/g/b対応Wi-Fiルーター「Lyra mini」を5月11日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は1台パッケージが1万4000円前後、2台パッケージが2万6000円前後。
1台では電波の死角があるような環境でも、隅々まで電波が届くメッシュネットワークのWi-Fi環境を構築できるのが特徴。空いている周波数帯やチャネルなどを探索し、最適な環境を自動的に選択して、ルーター間やクライアントとのWi-Fi接続を行う。
1台のみでもWi-Fiルーターとして利用できるが、メッシュネットワークの構築は最大5台までに対応する。円形の筐体には3本のアンテナを内蔵しており、2×2のMU-MIMOに対応。最大転送速度は867Mbps(5GHz帯接続時)または400Mbps(2.4Ghz帯接続時)。
CPUは、Qualcomm IPQ4018(クアッドコア、717MHz)を搭載。また、256MBメモリと32MBのフラッシュストレージを内蔵する。本体背面にはギガビット対応の有線LAN/WAN共用ポート×2も装備し、メッシュネットワーク構築時にはルーター間の通信経路に有線LANを用いることもできる。
Android/iOS用のアプリ「ASUS Lyra」により、Bluetooth接続での初期設定や、Wi-Fiネットワークを通じての管理が可能。
トレンドマイクロの技術を採用したセキュリティ機能「AiProtection」を搭載しており、ネットワーク内のIoT機器などへの脆弱性保護、ウェブサイトのフィルタリング、ペアレンタルコントロール機能などが追加料金なく利用できる。
本体サイズ(幅×奥行×高さ)は132×132×37.5mm、重量204g。
なお、ASUSでは既存Wi-Fiルーターの一部製品向けに、メッシュネットワークを利用できる「AiMesh」に対応した最新ファームウェアを提供している。
【記事追記 13:30】
市場想定価格を追記しました。
【記事修正 5月15日 13:00】
記事初出時、Bluetooth接続による初期設定に関する記述に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
誤:Bluetooth接続ではなくWi-Fiネットワークを通じての初期設定や管理が可能。
正:Bluetooth接続での初期設定や、Wi-Fiネットワークを通じての管理が可能。