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iPhoneユーザーのみんなも“サイバー防災”学んでおこう!

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は26日、「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」公式アプリのiOS版をリリースした。App Storeから無料でダウンロードできる。

 「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」は、サイバーセキュリティに関する基礎的な知識を広く国民に学んでもらうためにNISCが制作したもの。インターネット上のトラブルから身を守る方法などを全160ページにわたって解説している、いわば“サイバー防災読本”だ。もともと電子書籍やPDFファイルの形態で配布されていたが、今年3月にAndroid版アプリとしてもリリースした。

 今回、これに続いてiOS版アプリも投入したかたちだ。NISCによると、ゴールデンウィーク中に子どもたちがネットのトラブルに巻き込まれないよう学習ツールとして活用してほしいとして、この時期にリリースしたとしている。

 アプリ版では、ガイドブック誌面がリフロー形式となっており、文字やイラストの表示サイズを調整可能。固定レイアウト形式の電子書籍版やPDF版よりも、スマートフォンやタブレット端末で読みやすくなっている。

リフロ―形式で縮小した画面
リフロー形式で拡大した画面

「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」目次

  • プロローグ「サイバーセキュリティってなに?」
  • 第1章「基本のセキュリティ~ステップバイステップでセキュリティを固めよう~」
  • 第2章「セキュリティを理解して、ネットを安全に使う」
  • 第3章「スマホ・パソコンのより進んだ使い方やトラブルの対処の仕方」
  • 第4章「被害に遭わないために、知らない間に加害者にならないために」
  • 第5章「自分を守る、家族を守る、災害に備える」
  • エピローグ「来るべき新世界」