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メッシュWi-Fi機器「VELOP」に新機能「Linksys Sheild」追加、危険なウェブサイトなどをブロック

VELOP

 ベルキン株式会社は6日、「Linksys」ブランドのWi-Fi機器「VELOP」において、悪意のあるウェブサイトなどをブロックする機能「Linksys Sheild」を追加したと発表した。トライバンド対応のVELOPのファームウェアをアップデートすると利用できる。同機能の利用料金(税込)は、月額550円または年額5600円。

 VELOPは、Wi-Fiのメッシュネットワークを構築する家庭向けの機器。Wi-Fiの電波が届かない場所がある場合、VELOPを設置して電波を中継することでこれが解消される。また、複数台のVELOPを設置すると、自動的にメッシュネットワークを構築して、より広いエリアがカバーできる。

 VELOPは、これまでもペアレンタルコントロール機能を搭載していたが、インターネットの利用時間の制限と、URLを指定したウェブサイトのブロックにとどまっていた。

 今回、追加されたLinksys Shildは、トレンドマイクロとの協業で提供する機能。これまでのペアレンタルコントロールに加えて、成人向けや暴力など、子どもにとって望ましくないウェブサイトのカテゴリを選択して利用を制限できるようになった。例えば、8歳の子どもが利用する端末はショッピングやオークションサイトが開けないが、9歳以上になるとこれが閲覧できるといった具合だ。

 また、子どもに限らず、大人が閲覧するウェブサイトにウイルスなどの脅威がないか確認を行い、必要ならブロックする機能も搭載された。これらウェブサイトのカテゴリやウイルスの情報は、トレンドマイクロのデータベースと照らし合わせることで新たな脅威にも対応できる。

端末を使う子どもの年齢に応じたウェブフィルタリングが可能になった。例えば、8歳の場合、ショッピングやオークション、SNSなどを制限。9歳以上はこの2つのカテゴリは、制限をなくすということもできる