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最大8300枚の印刷が可能な「GIGA TANK」を搭載、キヤノンがインクジェット複合機「G7030」「GM4030」発売
2019年9月5日 12:35
キヤノン株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は、特大容量インクタンクを搭載したビジネス向けA4カラーインクジェット複合機「G7030」とA4モノクロインクジェット複合機「GM4030」を11月上旬に発売すると発表した。いずれもオープン価格だが、直販サイトではG7030が4万4980円、GM4030が2万9980円(いずれも税別)で予約を受け付けている。
両機種ともに、ボトルに入ったインクを本体のタンクに補充する「GIGA TANK(ギガタンク)」を採用。別売のブラックインクボトル1本分の容量で、A4モノクロ文書を通常の印刷で約6000枚、エコノミーモードで8300枚印刷可能だという。給紙可能枚数は、前面カセットが250枚、後ろトレイが100枚の計350枚。また、最大35枚のADFも装備している。
キヤノンでは、G7030は「オフィスや店舗などでファクスを使用し、普通紙でのカラー印刷の頻度が高いユーザー向け」、GM4030は「ビジネス文書などのモノクロ印刷が中心のユーザー向け」としている。
G7030は、カラー印刷、スキャナーに加えて、ファクス機能を備えた複合機。A4の場合、印刷速度は片面のモノクロで約13.0ipm、カラーが約6.8ipm。1ページあたりのインクコストは、モノクロが約0.4円、カラーが約0.9円。大きさは約403×369×234mm(幅×奥行×高さ)で、重量はインクヘッドとインクボトルを含んで約9.6kg。
一方のGM4030は、モノクロ印刷とスキャナー機能を備えた複合機。印刷速度は約13.0ipm、インクコストは約0.4円。なお、基本的にはモノクロ印刷だが、別売のカートリッジを取り付けるとカラー印刷もできる。大きさは約403×369×234mm(幅×奥行×高さ)で、重量はインクヘッドとインクボトルを含んで約9.2kg。
いずれもインターフェースは、有線LANが100BASE-TX/10BASE-T、無線LANが2.4GHz帯のIEEE 802.11n/g/b、USB 2.0(Hi-Speed)。ネットワーク機器を監視するプロトコル「SNMP」にも対応している。