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りそな銀行を装う不審なSMSに注意、埼玉りそな銀行や関西みらい銀行を装うフィッシングサイトで情報窃取

 りそな銀行をかたり、フィッシングサイトへ誘導する不審なSMSに関する報告を受けたとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。

 フィッシング対策協議会の情報によると、不審なSMSは、ユーザーのセキュリティ強化のため、もしくは口座が不正利用されているとして、記載されたアドレスへのアクセスを促してくる。

SMSの文面例1

“【りそな銀行】セキュリティ強化為、本人認証する前にお客様の口座は一時利用停止となり、本人認証の設定”

SMSの文面例2


“りそな銀行、お客様がご利用の口座が不正利用されている可能性があります。口座一時利用停止、再開手続き”
SMSの文面(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 誘導先のフィッシングサイトは、りそな銀行のほか、同じくりそなグループである埼玉りそな銀行、関西みらい銀行の「マイゲート(インターネットバンキング)」を装ったログイン画面になっている。12月16日11時時点で同サイトは停止しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、引き続き注意が必要だ。

誘導先のフィッシングサイト(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 なお、不審なメールやSMSを発見した際は、同協議会(info@antiphishing.jp)まで連絡するよう呼び掛けている。